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ミュージカルファンタジー
アンデルセン物語
〜絵のない絵本より〜
■原作/H・C・アンデルセン
■翻訳・脚色・演出/田村 丸
ハンス(アンデルセンの少年の頃)は、貧しい靴屋の仕事を手伝うのは、気が乗りません。
少年時代は、将来の不安よりも、友人関係の複雑なからみの方が、いろいろ悩むものです。
いじめにどう闘うか?勇気と卑怯の問題は?友の裏切りと自分の裏切りの違いは?
そんな時、旅回り一座の歌姫コロンビーナは、ハンスの歌声を聞いて「いつかオペラ座で活躍しましょう!」と約束してくれたり、道化師ポリチネロにせがんで一緒に歌って踊っているのを聞いた詩の評論家バーゲル氏は、詩人になるのを応援してくれると約束してくれたりして、ハンスの夢は大きく膨らみます。
しかし、ナポレオンがデンマークを巻き込む形で、ロシアとの戦争を開始したのです。これが、ハンスの運命を少しずつ変えていくのでした──。
月と話したハンスをめぐってハンス少年の生活を縦軸に、旅芸人一座の道化師ポリチネロの恋を横軸に描いたミュージカルです。
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